受賞歴(日本茶AWARD) 2024 「朝霧しずく」 プラチナ賞 2023 「朝霧しずく」 プラチナ賞 2022 「朝霧しずく」 プラチナ賞 2021 「朝霧しずく」 ファインプロダクト賞 2019 「朝霧しずく」 ファインプロダクト賞 2018 「朝霧しずく」 プラチナ賞 2017 「朝霧しずく」 審査員奨励賞 2016 「日向ほまれ」 ファインプロダクト賞 釜炒り茶とは 釜炒り茶は、日本で作られる緑茶生産量のわずか0.3%以下と希少性が高く、全国的には馴染みの薄いお茶ではありますが、日本茶業界においてはその地位がしっかりと確立されています。 緑茶の一種である釜炒り茶は、一般的に流通している煎茶とは生葉製造における第一工程の殺青方法(発酵を止めること)が異なります。 煎茶が「蒸す」のに対し、釜炒り茶は「炒る」ことで発酵を止めます。 「蒸す」も「炒る」もわずか数十秒〜2分程度ですが、この殺青方法の違いが最終的に仕上がるお茶の特徴を大きく別けます。釜炒り茶は「釜香」と呼ばれる炒った香り、素朴で品のある旨み、そして黄金色に澄んだ水色が特徴的で、どこか懐かしさを感じるお茶でもあります。 また、釜炒り茶は精揉(お茶を細長く伸ばす工程)がないため、勾玉のように丸みを帯びた形になります。 釜炒り茶の歴史 釜炒り製法は、15世紀ごろ(戦国時代末期)に中国から九州に伝えられたと言われており、蒸し製法の煎茶が初まるまでの緑茶は全て釜炒り製法で作られていました。 そのことからも釜炒り茶には歴史があり、まさに「緑茶の原点」とも言えます。 釜炒り茶の生産量、生産地 日本で作られる緑茶生産量のわずか0.3%以下であり、その希少性は年々高まっています。 また、主な生産地は九州の宮崎県、佐賀県、熊本県であり、その中でも生産量の約5割を占める宮崎県が日本一の生産地になります。 宮崎県の釜炒り茶 宮崎県内での主な生産地は、県北部の山間地帯に位置する西臼杵郡(高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町)になります。 同地区は標高400メートル程で寒暖の差が激しくて香りの良いお茶作りに適した環境であり、日本一の生産地に相応しい良質な釜炒り茶を作る生産者が数多くいます。 また、同地区と椎葉村、諸塚村を含む5町村は、世界でも貴重な伝統文化や生活様式を受け継いでいることで、平成25年に「高千穂郷・椎葉山地域」として世界農業遺産にも認定されています。 西臼杵地区の茶園風景 世界農業遺産に認定されている高千穂郷・椎葉山地域 みやざきブランド釜炒り茶「釜王」 宮崎県のブランド農産品目に指定されている「釜王」。 特に優れた品質の釜炒り茶に与えられる称号で、釜炒り茶の頂点に位置付けられ、毎年厳しい審査を経た後に認定されます。 谷岩茶舗の釜炒り茶 谷岩茶舗が釜炒り茶を通じて皆様にお届けしたいのは「懐かしさ」。 仕入れでは昔ながらの香り、旨み、外観の荒茶を選び、直火式火入れ機、平釜で仕上げます。 仕上がった釜炒り茶は素朴で品のある香りと旨み、黄金色の透き通った水色、白く擦れた外観が特徴です。 昔ながらの平釜 商品について (「釜王」朝霧しずく) 直火式火入れ 釜炒り茶でしか味わえない「力のある旨み」をお伝えできるよう、直火式火入れ機で時間をかけて仕上げています。 (「釜王」日向ほまれ) 平釜火入れ 釜炒り茶でしか味わえない、「素朴で品のある香り」をお伝えできるよう、昔ながらの平釜で丹念に仕上げています。 平釜での火入れは茶葉が白く擦れ、火ぶくれを起こして外観の美しさは落ちますが、「平釜でしか出せない香り」が確かにあります。 (高千穂釜炒り茶) 平釜火入れ 「高千穂釜炒り茶」は「日向ほまれ」と同様に平釜で火入れを行いますが、より香りを強めに仕上げています。 |
釜炒り茶
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「釜王」朝霧しずく(80g)
1,080円(内税)
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「釜王」日向ほまれ(90g)
1,080円(内税)
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高千穂釜炒り茶(100g)
756円(内税)
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贈答用紙袋(1本用)
20円(内税)
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