荒茶の仕入れ

新鮮な荒茶は宮崎経済連の入札会(宮崎茶市場、高千穂茶市場)にて仕入れます。
入札会には年間に約2万点(新茶は約6千点)の荒茶が上場され、県内外の茶商が良質な茶葉を求めて活気のある取引が行われています。




(茶筋を見極める)

入札会には良質な荒茶がズラリと並ぶので、単に「良質な荒茶」を仕入れることは難しくありません。
しかし、その荒茶が本当に「谷岩茶舗のお茶作り」に必要なのか、火入れた時に香りが引き立つのか、ブレンドして生きるのか、を見極めて仕入れるのは簡単ではありません。

美味しいお茶づくりの第一歩目は、いかにして当店の嗜好に合った荒茶を仕入れることができるかです。
荒茶の仕入れには全神経を研ぎ澄まし、何度も何度も審査しながら行います。

また、毎年変わる荒茶で毎年同じような品質のお茶を仕上げるのは容易ではありませんが、経験と勘と日々の努力で、お客様に喜んでいただけるお茶作りに励んでおります。


茶葉の加工




お茶の加工で最も神経を遣うのは火入れです。
厳選して仕入れた荒茶も、火入れ次第で良くも悪くもなるので、荒茶の見極めと同様に茶師の腕が問われます。

パッケージ


仕上がったお茶は、目視作業の後に袋詰めを行います。

荒茶の保管

荒茶は鮮度がとても大切です。
真空充填した後に低温冷蔵庫で保管します。